野口整体とは
日本で生まれた独自の身体療法で、創始者は「野口晴哉(のぐち はるちか)」という人で昭和の時代に数十万人に健康指導をした方です。野口整体は、身体の「自然な回復力」を最大限に引き出すことを目的とした療法です。特徴的なのは、外から無理に体を矯正するのではなく、「体が自分で整う力(自然治癒力)」を促すという考え方です。体はもともと整おうとする力を持っている。
症状は「悪いもの」ではなく、発熱、痛み、下痢などの症状も、体が自らのバランスを取り戻そうとする「働き」として尊重されます。
野口整体の整体師は、体をボキボキさせたり、強い力で揉みほぐすのではなく、手を使って体の状態を感じ取り、本人の自然な回復反応を引き出すサポートをします。
愉気(ゆき)
野口整体は相手の方に手を当て、気持ちを向ける「愉気」がベースです。
「愉気」により体が自然に整おうとする力(=自然治癒力)が引き出されていく、という考え方です。
一見シンプルですが、とても深くて、そしてとても優しい手当ての方法です。
愉気の目的と効果は、体の緊張がゆるむ・自律神経が整う・内臓の働きがよくなる・心が落ち着く・子どもの夜泣きや不安、情緒不安定にも効果的。
野口晴哉は「お母さんの手は薬より強い」と言っています。
特に子どもに対しては、言葉よりも、理屈よりも、ただ寄り添う手がものすごい力を持っているんですね。
それだけで、子どもの体も心も「わかってもらえた」と感じて、ふっと緩んでくることがあります。
愉気は、特別な才能がなくてもできます。
各症状への手の当て方、愉気のポイントがありますので、ご自分でできる方法をお知らせします。
活元運動(かつげんうんどう)
野口整体の中でとても深い意味を持つ自己調整のための自然な運動法です。自分の体の中から自然に湧き起こる「動き」に任せて動くことで、心身のバランスを整える自分で出来る運動法です。
活元運動の効果は、心身の緊張がゆるむ・内臓の働きが整う・眠りが深くなる・感情が安定する・頭がスッキリする・腰痛や肩こりが和らぐ・生理周期が整う・子どもの発育に良い影響があることもあります(人によって異なります)。ご希望であればやり方をご説明させていただきます。
体癖(たいへき)論
「体癖(たいへき)」とは、野口晴哉が提唱した、人間の身体と心の「型」のようなもの。
人はみんな姿勢や筋肉の使い方、呼吸のクセなどが違っていて、その違いが性格や行動パターン、感情の動きにもつながっている――という見方です。
10種に分類されることが多いです。体癖を知ると、「なんでこの子はこうなんだろう?」という悩みが「なるほど、そういうクセがあるんだ」と理解に変わってきます。そして何より、自分自身のことも「ありのまま」受け入れやすくなるんですよね。他の方に腹が立つと言う事がとても減ります。
ご希望であればお知らせします。